母親一年生による反面教師ブログ

0歳児育児中の管理人の後悔を公開してこれから妊娠したい方・出産を迎える方への反面教師になるブログ

【体験談】帝王切開当日(その1)朝から手術台に乗るまで

こんにちは、ダラリーヌです。

 

帝王切開当日の朝。

昨夜0時から絶食の為朝ごはんはありませんでした。もし食べてよかったとしても緊張で喉を通らなかったと思いますが(^^;)

 

この日はまず7時から浣腸スタートでした。

それまでに普通にお通じがあれば回避できたのですが、なかった為浣腸決行。どうやるのかと思ったらベッドの上で看護師さんが「はい入れますね~」と。今までやったことがなかったのでこんなものなのかもしれませんが、勝手なイメージでトイレの中とかでやるのかと思っていたのでベッドの上というのは「ここでやらかせないぞ」という違う意味での緊張感がありました(笑)浣腸は大したことなかったかな。

 

その後はシャワーを浴びるようにいわれました。

赤ちゃんがお腹の中にいる間に一緒にお風呂に入るのはこれが最後。そして、術後しばらくは入れないので入念にシャワーします。

この時同じく今日帝王切開の人と同じタイミングになったので少し話せました。その人も初めての出産でしたが、以前子宮筋腫を取る手術をしたことがあったので、このあとに控える恐怖の腰椎麻酔や術後の傷の話などなかなかリアルに聞けました。(そして怯えました。笑)

 

そう、私の産院では麻酔は腰椎麻酔(脊髄くも膜下麻酔)なのです。

調べてみると帝王切開に用いられる麻酔はいくつか種類があり、まずは全身麻酔か局所麻酔か。全身麻酔だと意識のないうちに全て終わりますが、局所麻酔だと下半身のみ麻酔にかかるので意識がはっきりしていて赤ちゃんが取り上げられた瞬間もちゃんと分かります。

その局所麻酔にも、脊髄くも膜下麻酔(腰椎麻酔や脊髄麻酔ともいう)・硬膜外麻酔と種類があります。ポピュラーなのは私が受ける脊髄くも膜下麻酔だそうですが、硬膜外麻酔だと術後に背中に管を残してそこから痛み止めを入れることができるため、術後の痛みがかなり緩和されると体験ブログで読みました。

帝王切開が決まってから色々なブログを読み漁り「どうかうちの産院は硬膜外であれ・・・!」と祈っていたのですが、入院前最後の健診で尋ねたところ「うちは腰椎麻酔です」と撃沈・・・。噂によると腰椎麻酔が一番痛いんだそうです、麻酔をかける時の痛みが。背中の管からの痛み止めもなし。

ということで手術を受ける前の私の中では、術後の痛みとかよりもずっと「腰椎麻酔をすること」が恐怖の対象となっていました。

 

9時頃、朝食が運ばれてくる代わりに点滴がきました。何の点滴だったかは忘れてしまいましたが(^^;)

看護師さんに「ちょっと太くて長い針を入れるので痛いですよ・・・」と脅されてかなりビビりましたが、上手だったのか全く痛みはありませんでした。普段から成分献血をしているので刺されるのに慣れてるんでしょうか(笑)

このとき入れた針は実際は針ではなくプラスチックの極細ストローみたいなもので、この点滴が終わっても入院中は残しておき様々な点滴をこのストローに繋いでいくとのことでした。

 

「この後回診がある」と言われたのでずっとベッドで待っていましたが全然先生が来ないので、その間帝王切開経験がある友人とひたすらLINE。退院してから読み返したらめちゃくちゃビビって「あれは?これは?」と友人を質問攻めにしていました(笑)

ようやく先生が来るも「多分15時くらいになりますよ~」の一言で速攻終了。そしてまた別の看護師さんが来て、術後の血栓予防のための弾性ストッキングを履かせてもらい、剃毛もされて、着々と準備が整っていきます。それにつれこちらの緊張も増していきました。が、この時点でまだ正午です。あと3時間もこの緊張に耐えられるだろうか・・・

 

程なくして夫や両親たちが来てくれて、談笑スペースで気を紛らわせていると14時半頃に看護師さんに呼ばれました。どうやら術前の抗生剤の点滴をするようです。前の人の手術が長引いていて少し遅れそうだと言われました。

 

16時頃、看護師さんから「ダラリーヌさん、切りますよ~」と言われ、ついに帝王切開手術のときを迎えました。「切りますよ~」ってムードもへったくれもないなぁ・・・と思いつつ(^^;)

家族は手術室前の廊下にて待機。私は誘導されるままに手術室に入ったのですが、「赤ちゃんの位置を最終確認しますからね~全部脱いでくださいね~」とあっという間に全裸にされて手術台に寝かれました。ここにきてまだ心の準備が整っていなかった私は展開の早さにビビりまくりです。その間にも執刀医の先生が内診して赤ちゃんのかかとが下にあることを確認していました。

 

あれよあれよと準備は進みます。なんか帽子?をかぶされて、心電図パッドが付けられていきました。その次は、これまた事前にブログから知識を得て痛いと知っていた尿管カテーテルの挿入です。「うわ~~~どうしよう、痛いやつだ~~~~~」とビビりまくる私に「はい、大きく息を吐いてくださいね~」と看護師さん。

自分史上最大級の深呼吸をして、意識を吐くことに集中させました。肺活量テストのやつを今やったらめっちゃいい記録でるな・・・などと考えている間に、3回目の呼吸の時点で既に終わっていました。拍子抜けするほど、全く痛みはありませんでした。いい呼吸法ができていたのだと思います(笑)

 

長くなりそうなので次に続きます。

次回、いよいよ恐怖の腰椎麻酔編!