母親一年生による反面教師ブログ

0歳児育児中の管理人の後悔を公開してこれから妊娠したい方・出産を迎える方への反面教師になるブログ

【体験談】帝王切開が決まってから入院する前まで編

こんにちは、ダラリーヌです。

 

今日からしばらくは、帝王切開で出産するまでの話を書いていこうと思います。

これから帝王切開で出産される方がこれを読んでイメージが湧いてくれると嬉しいです。

 

さて、以前の記事で逆子になってしまった話をしました。

 

daraleene.hateblo.jp

 

 逆子を直すために体を温めたり鍼灸を受けたりとやってはみましたが、結局最後まで戻ることはありませんでした。

30週の時逆子と言われた際に、先生の口から出た「帝王切開」の言葉。

その時は実際にそうなるとは思っておらず、「陣痛と手術どっちが痛いのかな~」くらいにしか考えていませんでした(^^;)

 

34週の健診で、エコーの後に先生と日程を決めることに。

「まぁまだ34週だから戻る可能性は十分ありますよ。ただ一応日にちだけ押さえておきましょうね」という感じで先生は手術の予定表を取り出しました。

私としてはいつも通りに「順調に育ってますね~」とエコーの結果を言われるだけだと思っていたので、急に日程を決めると言われて帝王切開が現実味をおびだし、内心めちゃくちゃ焦りました。

そんな私をよそにさくさくと決めていく先生。

「逆子の場合、陣痛が来ちゃうとまずいから予定より少し早く37週くらいで帝王切開するのが普通なんですよ。それでいくと・・・7月の終わりに入院&手術だね」

 

えっ、それ今月じゃん・・・

予定日8月半ばだから出産はまだまだ先の事だと思って全然覚悟決まってないんですけど?!?!

 

しかしそんなことを言う間もなく「じゃ、受付で入院の手引きもらってくださいね~」と診察は終わりました。

その後言われた通りに入院に関する説明を受けましたが、まだ先だと思っていた未来が実はもうすぐそこまで来ていることにビビりまくりの私。手術前日の何時くらいに入院になりますからね~等の説明を受けるもあまり頭に入ってきませんでした(^^;)

ただこの時はあくまで入院から退院までの流れの説明だけで、手続き等は来週(35週

)の健診でまだ逆子だったら先に進むようでした。

 

家に帰って実家の両親に帝王切開になりそうだと電話報告。

話しているうちに少し落ち着いてきた私。ふと、あることに気付きました。

それは「手術が今月でその後の入院は来月になる」ということでした。

出産予定日が8月半ばだったのでそれまではあまり気にしていなかったのですが、今回決まった日程はよく考えるとあまり好ましくありませんでした。

 

何故か?

それは、高額療養費制度の問題があるからなのです・・・

 

高額療養費制度とは・・・

医療費の家計負担が重くならないよう、医療機関や薬局の窓口で支払う医療費が1か月(歴月:1日から末日まで)で上限額を超えた場合、その超えた額を支給する「高額療養費制度」(こうがくりょうようひせいど)があります。

上限額は、年齢や所得に応じて定められており、
いくつかの条件を満たすことにより、負担を更に軽減するしくみも設けられています。

厚生労働省ホームページより参照)

 

要するに、医療費がひと月の間である一定額以上かかると、自分で窓口で支払うのは一定額までですむようになる制度のことです。一定額というのはその人の収入によって異なります。私の場合は約8万円でした。

 

で、この制度を使うと高額になりがちな帝王切開での入院&手術費の支払いが限度額までで済むようになるのですが、問題は「ひと月の間」の部分で、今回の私のスケジュールのように「7月の終わりに手術、その後の入院期間は8月」だと、ふた月にまたがってしまうため合算できません。7月の手術費はもしかしたら限度額を超えるので制度を使えるかもしれませんが、8月の入院の分は確実に限度額以下になるでしょう。ということは、8月分は丸々自己負担になるのです。

 

このことに気付いた私は、何だかお金に汚いようで自分でも嫌な感じだったのですが、この日程はよろしくない・・・できれば全日程を同じ月に収めたい・・・と思ってしまいました(^^;)

もちろん無事に赤ちゃんを産むことが最優先ですが、1日ずれるだけで出費を減らすことができるのに・・・その分を赤ちゃんグッズにまわせるのに・・・などと考えてしまいました。

そこで、次の健診時に日程の調整が可能か先生に相談することにしました。

しかし正直に理由を言うのはさすがにどうかと思い、その辺りはぼかして「もしかして日程ずらせたりしますかね~・・・?」といった感じで聞いてみました。

すると、この日に当たった先生は私のカルテを見て、

「ああ、逆子での帝王切開なのね。じゃあ全然ずらしても大丈夫だよ。むしろ出産までに時間ができるからそこで逆子が治ることもあるかも知れないしね」

と、まさかの二つ返事でオッケー。言ってみるもんだなと思いました(^^;)

先生からは「ただし、それまでに陣痛が来ちゃったらもちろんその日程にはならないけどね」と念を押されはしましたが。

 

というわけで、私は35週の時点で8月頭に出産することが決まったのでした。

 

ちなみに私の産院では他の妊婦さんの手術予約を見て空いている日を割り当てられましたが、産院によっては妊婦さんの希望の出産日を聞いてくれるところもあるようです。

そういう病院の場合で、もし月またぎになってしまいそうだったら今回の私のように同じ月の中で入院から退院までが収まるような日程を希望してみるのも選択肢の一つだと思います。

 

では、今回はこの辺で!