母親一年生による反面教師ブログ

0歳児育児中の管理人の後悔を公開してこれから妊娠したい方・出産を迎える方への反面教師になるブログ

【体験談】帝王切開 術後5日目 謎の脇の下の痛みは副乳のせいだった

こんにちは、ダラリーヌです。


4日目の朝は胸の張りで目が覚めましたが、この日も同じように起きたら結構張っていました。そのまま、朝6時の授乳に向かいます。


授乳室ではまず最初に助産師さんに胸の状態をチェックしてもらうのですが、この日は「結構固くなってて吸いにくいかも知れないですね」と言われました。ポコちゃんのオムツを替えて、授乳前の体重を測りいざ授乳開始。すると確かに昨日に比べて吸い心地(?)が悪そうでした。それでも何分か咥えさせてみたのですが、体重を測ってもほとんど増えていません。つまりほとんど飲めていなかったのです。ミルクをあげながら助産師さんに相談すると、「授乳前にマッサージをするといいですよ」と教えてもらいました。


部屋に戻ってさっそく検索。様々なやり方がありましたが、基本はどれも「乳房をてのひらで支えて、全体を動かす」という感じでした。

まずは上に持ち上げて、次に左右に動かして…といった具合に、根元からほぐす感覚です。

次の授乳が始まる前にマッサージをしてから行ってみると朝より少しだけ咥えやすそうな様子だったので、効果があったのだと思います。


ちなみにこの日は昨日からの悩みである「乳首の痛み」は解決していませんでした。助産師さんが貸してくれたシリコンの乳頭保護カバーをつけてしのぎつつ、ひたすらリペアニプルを塗ってラップパックです。


そんななか、新たな痛みが出現しました(TT)


それは・・・脇の下の痛みです。


この痛みは実は初めてではありませんでした。かなり昔から、おそらく中学生の頃からたまに感じていた痛みだったのです。しかし思い返せばここ最近、確か妊娠してからはめっきり無くなっていたのでした。

今回もその痛みと全く同じで、右の脇の下に熱を持ったしこりがあり、それが腫れていて痛みがありました。しこりを軽く揉んでほぐしてみましたが、痛いだけで変化はありません。いつもなら3〜4日のうちにいつのまにか消えるのですが、今回の痛みはいつもより強いように思えて、気になったので助産師さんに相談してみました。

すると、しこりを触って一言。「副乳ですね」。

フクニュウ?初めて聞いた単語にハテナが浮かびます。

「みんなが皆持っているわけではないんですが、たまに副乳がある人がいるんですよ。あるからと言って何か悪いわけでもないですし、痛みは母乳の生産が軌道に乗れば落ち着くと思いますけど、痛いなら冷やしておきますか?」

といって、助産師さんは保冷剤を貸してくれました。また、あまりいじらないでくださいと言われ・・・朝から揉んでいたのは間違いだったようでした(^^;)


保冷剤を脇に挟みながら調べてみると、副乳とは元々胎児のころに7対ほどある乳腺という乳房の素が、本来1対を残して無くなっていく過程でまれに消えずに残ってしまうことからできるそうで、女性の5%の人が持っているそうです。結構確率低いですよね・・・逆子のまま帝王切開になる確率も低かったし、なんだかそういう珍しい事象ばかり引いている気がします(^^;)宝くじ買ったら当たりそうな気がしてきました(笑)


そして副乳は女性ホルモンの影響を受けやすいそうで、生理の時に腫れたり痛みが出るとか。

なんと私の中学生の頃からの痛みは副乳が原因だったのです!てっきり何かよくないものだと思っていたのですが、それ故に怖くて病院に行けず、でもそのまま何年たっても特に体に変調がなかったのでスルーしていました(笑)まさか副乳というものだったとは。最近腫れないなーと思っていたのは、妊娠して生理がなくなっていたからだったようです。


副乳は正しくは「多乳房炎」というらしいのですが、病気というわけではなく放っておいて問題ないそうです。 手術で切除することもできるようなのですが、あっても問題ないものなので美容整形扱いになるらしいです。生理の度に脇の下が痛むのは煩わしいのですが、それで死ぬわけでもないのでそのままにしておこうと思います。


このことを母に話したら、「叔母さんも副乳あるって言ってたよ」とのこと。どうやら副乳持ちの家系だったようです(^^;)


痛みの原因は判明しましたが、痛みを取る特効薬があるわけではありません。

しばらくは保冷剤を脇に挟む生活が続きました。