母親一年生による反面教師ブログ

0歳児育児中の管理人の後悔を公開してこれから妊娠したい方・出産を迎える方への反面教師になるブログ

知っておきたかった!自分の風疹抗体価

こんにちは、ダラリーヌです。


私が娘を妊娠したのは冬でした。

世間ではインフルエンザが流行し始めており、通勤電車の中で咳をしている人を見かける度に敏感になっていました。




ある日の妊婦健診で、前回の血液検査の結果を渡されました。


「おおむね問題ありませんよ。

ただ、風疹抗体価が低めです。風疹にかからないように気をつけてね」


と、産婦人科の先生。


「ん?風疹抗体価?」


なんじゃそりゃ?


帰ってからネットで調べると、普段あまりテレビを見ない私は知らなかったのですが、その冬ニュースで度々風疹のことが話題になっていたようでした。


ニュースでは「妊娠中の女性が風疹にかかると胎児に影響を及ぼす可能性がある」ことや、

「世代によって風疹の予防接種の回数が充分でなかった為抗体が低い成人がいて、流行を防ぐためにも追加接種が推奨される」ことなどが言われていました。


えーーーー!

知らなかったーー!


母に電話で確認すると、母子手帳には一度接種した記録しかないとのこと。

どうやら私は幼児期に1回接種のみの世代、つまり回数が充分でなかった世代だったようです。


「ふむふむ、予防接種が充分じゃなかったから低いのね。なら、今から追加接種すれば良いか!」

と思ったのもつかの間、
「風疹のワクチンは生ワクチンであり既に妊娠している場合は打てない」ことが発覚。


えーーーー!

だから、先生は「かからないように気をつけてね」と言っていたのね…。


私はショックでした。
何がって、ただでさえインフルエンザやノロウィルスの流行にビクついているのに、その上風疹まで気をつけなければならないなんて!

せめてウィルスが目に見えるものであれば!気をつけようがあるのに!

予防の方法を調べても、「風疹は飛沫感染、マスクをして手洗いうがい」しかありませんでした。

こうなるともう四六時中マスクを着用し、電車内では極力どこも触らないように気をつけなくては…

私は通勤電車内の全ての人が敵に見えるほど気を張り続けていました。


そしてふと思いました。

「自分の風疹抗体価が低いと知ってたら、妊娠前に追加接種してたのに…
そしたらこんなに怯えなくて済んだのに…」



調べてみると、自治体によっては抗体検査の助成金を出していたり、無料で行なっているところもあるようです。

追加接種の補助が出る場合もあるとか。

それを知ってすぐ主人には検査と追加接種を受けてもらいました。
(うちの自治体は補助出なかったんですけどね…)


私は、これから妊娠を希望される全ての方に伝えたい。

是非、風疹の抗体検査を受けてください。
抗体価が低かったら、追加接種を受けましょう。

風疹の流行を防ぐため、でもありますが、

何より、色々なことに敏感になりがちな妊娠期間を少しでも心穏やかに過ごせることに繋がると思います!


目に見えないウィルスに怯えなくて済むように、
是非ご自身の抗体が充分かを調べてみてください。



※追加接種の後2ヶ月は妊娠しない必要がありますので、早めに検査&接種をおすすめします。




ちなみにダラリーヌ、マスクonマスク&過剰な程の手洗いうがいのおかげか、風疹・インフルエンザ・ノロウィルスどころか風邪も引かずに出産まで過ごせましたとさ。